三鷹市市民協働センター

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【開催報告】シンポジウム「あそびの生まれる場所~「お客様」時代の公共マネジメント~」(11月26日)

2017年11月27日

11月26日(日)に三鷹市市民協働センターのシンポジウム「あそびの生まれる場所~『お客様』時代の公共マネジメント~」を開催し、32名の参加がありました。

初めに、NPO法人ハンズオン埼玉理事の西川正さんからご自身の活動とそこで感じた「お客様」化していく住民や制限が進んでいく公園の現状についてお話を伺いました。「おとうさんのヤキイモタイム」や「日本七輪党」の説明では、写真からは楽しい様子が伝わり、ユーモアあふれる西川さんのお話からはしばしば笑いも起きていました。

「苦情があれば役所にではなく直接言ってもらう。直接、苦情を言いにくる人は、きちんと説明し、参加してもらうことで理解してくれる。」「『お客様』としてではなく、みんな同じ『参加者』としてイベントを行えば、クレームもなくなる。」「今の公園には、禁止の看板が溢れている。」と、近隣とのつながりの希薄化・お客様化していく住民と発生する苦情・公園等の制限の拡大との関係性についても活動の経験からわかりやすく説明していただきました。

次に、芝の家「地域をつなぐ!交流の場プロジェクト」事務局長の加藤亮子さんからは芝の家の活動について、子どもからお年寄りまでいろんな人が集まる場になった経緯や地域に根ざす場になったことなどをお話しいただきました。
また、食茶房むうぷを設立し当NPOの理事でもある宮川齊さんからは、三鷹市で学童保育所や福祉作業所を作ってきた経緯や経験について、約30年前の当時のことをふり返りながらお話しいただきました。

最後に、会場からの質問に答える形で3人からお話を伺い、参加者と一緒に「場」や「公共」について考える時間になりました。

~参加者の声~
♪人づくりは、国づくりとも言われているので、私たちがイノベータとなり社会をつくっていくんだなと意識することができました。居場所って大事だな、商店街って大事だな、人って大事だなって思いました!
♫法がないと整備されない、法があると市民の関わる範囲が狭くなる…難しい問題ですね。でも、そこにも自分ごとで関わっていく大切さを感じました。

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